2014/12/01
歯の根の治療
虫歯が大きくて歯の内部にある神経が感染してしまっている場合や、
何かの衝撃で歯が死んでしまったときは、歯の内側の治療が必要になります。
歯の神経を抜かなければならないと説明を受けて治療をしたことがある方も多いと思います。
この治療では歯の防腐剤・保存剤のような役目をする薬を詰め込みます。
レントゲン写真をとるとこのように歯の内部に白く詰まっているのがわかります。
このあとこの歯は土台を立てて、かぶせ物の治療をしておわりになるのですが、
数年経つと違和感を訴える患者さんがいます。かむと変な感じがしたり歯ぐきが腫れてきたりなど..
根の先に膿がたまっていたりすると感じます。
原因は色々あります。歯の内部の構造はとっても複雑なのでしっかり感染物質がとりきれていなかったり、かぶせ物の咬み合わせが悪かったり、かぶせ物の隙間から感染してしまったりなどなど。
この歯をもう一度根の治療からするとなると、普通にやっても治りません。
なので当院ではマイクロスコープを使用して治療します。(保険適応外になります。)
普通では見る事ができないものも見る事ができるので、以前の治療では気付くことができなかった感染物質の除去が可能です。 使用する薬剤も特別です。
また根の治療後のかぶせ物もしっかりとしたものをお作りします。
実は、どんなに根の治療がうまくいっていても、土台やかぶせ物が合っていないと意味がありません!
いいやま歯科医院ではしっかりした医療を提供しています。