10月26日は旭川デンタルインプラント研究会2014年秋期例会でした!
”TCHについて”講師東京医科歯科大学准教授木野 孔司先生
顎関節症の原因が一つではなく多くの要因が関係するという考えで、多因子病因説といいます。かみあわせの悪さもそのような多因子のうちの一つではありますが、要因はほかにも多数ありますから、ほかの要因の方が大きいばあいにはかみ合わせだけ良くしても症状が改善しない人が出てくるわけです。
ただ、そういった多因子の中で、わたくしたちの研究で重大な要因を見出しました。それはわたくしたちが歯列接触癖(Tooth Contacting Habit(TCH))と名づけた癖です。この癖があると顎関節症を引き起こす危険性が高まるのです。痛みをもって来院された顎関節症患者さんの70~80%の方がこの癖を持っていることが分かっています。また、この癖を直すことで顎関節症が早期に改善することも明かになりました。
3時間の講演でしたが、、最初は顎関節の治療方法の変遷から、多くの要因説まで、解説され、主原因がTCHにあるとされれるまでの話!!
TCHがあると何が起こるか?
TCHの判定!
その対応・治療方法等々!
そして、TCHは自分で治せる!!
3時間にわたって、講演されました。
マッキー歯科の診療室でも応用していきます!!
次世代の顎関節症治療を考える会 木野孔司
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http://tmd-kino.com/index.html >
木野 孔司先生が書かれた本を紹介します。
*自分で治せる! 顎関節症 (健康ライブラリーイラスト版)講談社 定価 1404
*顎関節症で困ったら―専門医がおしえるセルフケア
*「完全図解 顎関節症とかみ合わせの悩みが解決する本」
*100歳まで自分の歯を残す4つの方法
マッキー歯科でも一部待合室に置いてあります!!