先日、”北海道子どもの歯を守る会”の会報が届いた。
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http://www.geocities.jp/newpublichealthmovement/savethechildrenstoothhokkaido/ >
一面に”旭川市内の小学校におけるフッ化物洗口実施”の記事が載っていた!
旭川歯科医師会理事矢口敦久先生の投稿です。
今日はその内容を、勝手に引用させてもらいます!!
旭川のフッ化物洗口実施の経過:
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・平成21年6月 「北海道歯・ロ腔の健康づくり8020推進条例」が制定され、学校等におけるフッ化物洗ロの普及、推進が明記(第11条)
・平成21年10月 市議会にて「小学校等におけるフッ化物洗口を推進する決議」の議決
・平成22年6月 市教委で保護者アンケートを実施(小学校への洗ロ導入に賛成73.3%)
・平成23年11月 それぞれ違う規模の研究校4校(知新・新町・春光・富沢)においてフッ化物洗ロの先行実施
・平成24年1~2月 「フッ化物洗口導入に関わる検証委員会(研究校教職員・学校歯科医・学校薬剤師等で構成)」を全3回開催しフッ化物洗口が小中大それぞれの規模の小学校で実施可能であることを検証
・平成24年5~7月 研究校を除く51校で教職員説明会を開催
・平成24年8~10月 市内33会場で保護者説明会を開催
・平成25年1月25日 全55校で洗口開始*平成24年度 参加率(実施率)84.6%(13,972人)
・平成25年4月~ 全55校で洗口を継続 *平成25年度 参加率(実施率)83.2%
・平成26年4月 年度初めに保護者に参加希望を取り、全55校で継続実施*H26度参加率(実施率)81.8%
実施方法の実際は、旭川市教育委員会が1g23円 (税込) で旭川市学校薬剤師会より購入しているフッ化ナトリウム試薬の1g分包を学校にて教職員が500mlの水道水の入つた分注ポンプに入れて溶解し、 週1回法のフッ化物洗ロ液として児童の洗口に用いています。洗ロ液500m1を1クラスで使い、 余つた液は廃素しています。
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一昨年から、旭川市内の小学校で、フッ化物洗口が始まった!
一部の反対を乗り越えて、関係者の努力にて実施されたものである。
成果は、これから。
他県は県単位で実施されているところもあり、着々と成果が上がっている!
PS:
11月末に平成26年度旭川市学校保健研究集会に特別講演にて、
”「フッ化物応用の新しい考え方」~フッ素洗口を安心して行うために~
東京歯科大学 社会歯科学研究室 教授 眞木吉信先生”
の、講演をしてもらった。
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http://moon.ap.teacup.com/yamada/2396.html >
翌日、マッキーの属している旭川スポーツ歯学研修会にも、より専門的な話の講演会をしてもらった。
その話をブログにて載せようとしていたが、つい多忙に任せて、書きそびれていた・・・。
それも含めて、続編です。