先日、”北海道子どもの歯を守る会”の会報が届いた。
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http://www.geocities.jp/newpublichealthmovement/savethechildrenstoothhokkaido/ >
一面に”旭川市内の小学校におけるフッ化物洗口実施”の記事が載っていた!
旭川歯科医師会理事矢口敦久先生の投稿です。
今日はその内容を、勝手に引用させてもらいます!!
旭川のフッ化物洗口実施の経過(続):
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フッ化物洗口の予防効果については通常数年経過 (5~6年以降) してからとされており、当面毎年実施している学校保健続計 (学校保健会研究録に掲載) の数値にて効果を把握していくこととしています。
旭川歯科医師会では、 以前から学校におけるフッ化物洗口実施を訴えていましたが、 行政の腰は重く曖昧な返答しか得られませんでした。
しかし、市議会での決議が出た後、旭川歯科医師会では各派市議へのフッ化物洗口に関する説明会を開催し、 役員が市長、 教育長、 学校保健部長と直接面談し、要望を伝えたところ洗ロを実施する方向であるという行政の意思を確認できました。
その後は以前の態度とは打つて変って前向きになり、腫れ物に触るようにしていた教職員組合とも対峙する積極性を見せました。
これも旭川歯科医師会のフッ化物洗ロ実施にかける意欲が実つたものと自負しております (たまたま行政がフッ化物洗ロによって将来の歯科医療費圧縮を確信できるデーターを集積した事にタイミングが合つたのかも知れませんが)。
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・平成21年6月 「北海道歯・ロ腔の健康づくり8020推進条例」
北海道は道民の健口の向上のため「8020推進条例」<
http://www.gikai.pref.hokkaido.lg.jp/honkaigi/28honkaigi/21-1t/kaigian.htm>を制定しました。
・平成21年10月 市議会にて「小学校等におけるフッ化物洗口を推進する決議」の議決
旭川市議会平成21年10月14日:小学校等におけるフッ化物洗口を推進する決議!<
http://moon.ap.teacup.com/yamada/1265.html>)”で、
旭川市教育委員会と旭川歯科医師会等の協力で、市内全域の小学校でのフッ化物洗口実施の前に、実際の手順を確認するための研究校を設定しました。
他県の例を見ると・・・。
学童が学校でフッソ水でうがいをする、フッ素洗口が全国的に広がり、2012年3月では89万人。小学校では1970年に始めた新潟県が長く日本一を保ってきたが、2008年以降は佐賀県がトップになっている。これは児童数の96%にあたる。
専門家が言うには、12歳児の一人平均虫歯数が数年以内に新潟県を抜いて佐賀県が全国一になる」との話し。
これは結果的にフッ素洗口の効果を示す証拠になる。 <
http://www.j-cast.com/2012/11/14153468.html>
富良野市では、小中学校全14校が平成25年3月中には、フッ素洗口実施予定。
市立保育所全5カ所で、3月初旬に実施予定。
上富良野では保育者は24年5月から、町立全小中括弧もこの3学期に実施予定。
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http://moon.ap.teacup.com/yamada/1962.html >
写真は旭川と全国の12歳児ムシ歯(DMF)数の推移!