歯並びと脳の影響について
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以前テレビで歯並びが悪いと、肩こり等の体調不良や脳の成長に影響があると言っていました。
たしかに、よく噛んだ方が脳にもいいと聞いたこともあります。
子供の頃から柔らかい物ばかり食べていてはダメだと言われたこともあります。
ガムやグミが好きな子は頭が良いと聞いたこともあります。
実際に歯並びは脳の成長に影響したり、悪影響を与える事があるのでしょうか。
また、小さい頃から柔らかい物ばかり食べていたとしても、今から堅い物も噛むようにして歯を鍛えれば、改善はされていくのでしょうか。
- 質問日時:2013/11/21 16:04
- 回答数:1
脳への影響
ご相談ありがとうございます。
歯並びと言うよりも、噛み合わせとの関連は大きいと言われています。
歯並びで言うと、ある学校歯科医師の話では、歯並びの良い生徒が多い学校は良い進学結果が出ているとか、ある刑務所関係の歯科医師の話では服役者は歯並びが悪いとか、学術的研究としてはされていませんがそんな話もあります。
成長中の歯の健康や噛み合わせなどに異常があると、頭の骨ができあがる時に狂いが出て、目や精神の安定に大きく影響するとも言われています。
多数の非行少年の歯を治したら、自然に更正したという教授の話もあります。
歯並びと直接関係はありませんが、食事をよく噛むことと健康は密接な関係があります。
脳の発達、認知症の予防、発がん性の抑制、若さの維持、老化予防等々。
良く噛むだけで脳への血液は30%増えると言われています。
噛めない子は、脳へ血が増えることがありません。
1日3回、増えるか、増えないか、それが10年20年経つとその差は開いてくるかもしれません。
またむし歯や歯周病を看過すると、目や鼻の病気、動脈硬化、高血圧、脳梗塞、心筋梗塞、リウマチ、糖尿病、脾臓肥大、すい臓がん、腎臓がん、子宮がん、などを起こすこともよく知られています。
歯はとても重要な臓器です。
成長期にはとりわけ大事です。
ニコニコ元気でよく食べよく寝る、自然に勉強もできる良い子に育つか、よく食べられずよく眠れず目が疲れてイライラして非行にまで走ってしまうか、もし歯が大きな要素で分かれると仮定すると、歯の価値って高いかもしれません。
できれば大切にした方が一生の得だとも、かけがいのない宝物とも言えます。
- *回答に関しては専門的な知識、技術の向上や、機器の向上などにより歯科医毎に意見が違う場合がございます。
- *回答情報はあくまで参考とし直接、歯医者様等にご連絡を取り受診を行ってくださいませ。
回答日時:2014/11/11 17:47
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