Q
虫歯治療で神経を抜いた後の影響について
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30歳代の息子についてご相談いたします。虫歯の治療に通っているのですが、神経を抜くことを勧められているようです。聞いてみますと自覚症状としてはやはり飲んだり、食べたりした時の痛みが本人にとっては大問題のようです。金属をかぶせるだけでは不十分で神経を抜くことを勧められています。我々の世代でも虫歯の治療では神経を抜くことがセットになることが多いことは経験済みです。痛みを抑えるためにはしかたがないと思いますが、その後の歯の寿命や、色なども気になります。神経を抜くデメリット、また神経を温存する方法はないのでしょうか? ご回答をお願いします。
- 質問日時:2013/12/03 18:01
- 回答数:1
A
虫歯治療で神経を抜いた後の影響について
こんにちは、ほうじょう歯科医院新日本橋の北條です。
神経を取った後の歯は、神経のある歯と比較して、割れやすいと言われています。それは、神経を取る際に、取り出し口のような穴を開けなくてはいけないので、歯の量が減ってしまうからです。(水分が減って、強度が落ちると昔は言われていましたが、実は、強度自体の変化はほとんどありません。)
ただし、死にそうな神経をそのまま放置して、神経が腐ってしまったりすると、その歯はかえって、寿命を縮めることになりかねません。
一概に神経を無理して残すのも危険です。
最近、MTAという、材料のおかげで、神経を取らなくてもなんとかなる場合があります。MTAは詰めるのが難しいので、私はマイクロスコープを覗きながらそっと露出した神経の上につめています。ただし、どこの歯医者でもやっているわけではないので事前にご確認ください。
- *回答に関しては専門的な知識、技術の向上や、機器の向上などにより歯科医毎に意見が違う場合がございます。
- *回答情報はあくまで参考とし直接、歯医者様等にご連絡を取り受診を行ってくださいませ。
回答日時:2014/06/02 12:20
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